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水まわりのどうして?

私たちは、毎日朝から晩まで水まわりのお世話になっています。
ちょっとした知識があったら、水まわりをより快適に使えたりトラブルの発生を防ぐことができるかもしれません。
意外と知られていない水まわりのなぜ?どうして?その原因と対処法についてご紹介します。
 

ホーローや陶器のヒートショック割れ

ガラスのコップに熱湯を注ぐと割れることがあります。
これはガラスの熱伝導率が小さいため、
局部的に加熱されることによりその部分だけが膨張して割れるわけです。
この現象をヒートショック割れといいますが、
陶器やホーローもガラスに近い性質であるため、いきなり熱湯を注ぐと割れることがあります。
特に冬場のように陶器やホーローがひえきっている時に起こりやすくなります。
 
ヒートショックを防ぐために、陶器の洗面器やホーロー浴槽にお湯をためるときには、
次のようにしてください。
 
●適温にしたお湯を注ぐ  
●熱湯を注ぐときは最初に少し水をためて、そのあとお湯を注ぐ
(特にポットのお湯を洗面器に注ぐ場合は注意してください。)

凍結による器具や水道管の破損

水は凍結すると体積が約9%増えます。増えた体積の逃げ場がないと、
その圧力は約24Mpa(250kgf/cm2)になると言われています。
水栓(蛇口)及び水道管の耐圧性能は1.7Mpa(17.5kgf/cm2)ですから、
その14倍もの圧力がかかるわけです。 このため、水道管や器具の中の水が凍ってしまうと、
ひとたまりもなく割れてしまうのです。
 
北海道や東北などの寒冷地では、水道管や器具に凍結防止策が講じられていますが、
その他の地域では凍結防止策が講じられていないばかりか、人々の凍結に対する意識もあまりありません。
弊社のある秩父地域も寒冷地ですので凍結防止策が必要ですが、
大手ハウスメーカーや他地域の水道屋さんが工事を行った場合は
凍結防止策が講じられていない場合があります。
そのため、突然の寒波が来襲したりすると、器具や水道管を凍結破損させてしまうことがあります。
 
器具は破損すると修理がきかずに交換になってしまいますし、
水道管も破損部分の前後まで交換となりますので、
冬季は天気予報に気をつけ凍結の恐れがあるときには次の処置をしてください。
●器具に凍結防止装置がついている場合は、取扱説明書に従って処置してください。
 
●屋外の配管に凍結防止帯が巻いてある場合は電源がコンセントに差し込んであるか確認してください。
 
●屋外にむき出しになっている配管や水栓は発泡スチロールや布を巻いて保温してください。 (配管には凍結防止帯を巻くことをおすすめします。)
 
●凍結防止装置の付いていない水栓の場合は夜間少量(200cc/分=1分間に牛乳ビン1本程度)の水を出し放しにしておいてください。昼間は時々水栓を開け、水が出ることを確認します。

なぜメッキが錆びるのか

水まわりの器具で銀色をしているものはたいていニッケルクロームメッキです。
メッキは装飾と防錆の目的がありますが、手入れも何もしないでいつまでもサビが防げるわけではありません。
では、なぜ錆びるのでしょうか?
 
メッキされた部分の断面を拡大すると下図のようになっています。
肉眼では見えませんがメッキ層には素材に達する小穴(ピンホール)がいくつもあります。
この小穴から湿気や腐食性ガスが入り込むと素材が錆び、その錆が表面に出てくるのです。
メッキを錆から守るには、この小穴から錆の原因になるものが入らないようにすれば良いわけです。
水栓のハンドルなどいつも手で触れる部分が錆びないのは、
手の脂が小穴を知らず知らずのうちに皮膜しているからなのです。
 
ですから、メッキ面全体にそれと同じことをしてやればいいのですが、
使用するたびに器具全体を手でなでてやるわけにはいきません。
そこで1ヶ月に1回程度メッキ面全体をカーワックスで拭いてやってください。
こうすることにより長い期間ピカピカの状態を保つことができますよ。
 
ご注意
ニッケルクロームメッキは塩酸には侵されます。
塩酸系の酸性洗浄剤は絶対に付着させないでください。
メッキ断面図
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